肩こりを解消するにはどうすればいい?発症する原因は4つ!

仕事や勉強、家事などを行っているとき、肩こりに悩まされていませんか?肩こりは治療を受けたり、運動を行うことで解消されます。そこで今回は、肩こりの解消方法や発症の原因、予防法などについて解説していきます。

肩こりの症状と原因

多くの方が悩まされている「肩こり」。肩こりになってしまうと、首筋や首のつけ根から、肩や背中にかけて感じる凝りや張り、痛みなどの症状があらわれます。また、頭痛や吐き気を伴うこともあります。

肩こりの原因としては、以下のことが挙げられます。

  • 姿勢
  • 眼精疲労
  • 運動不足
  • ストレス      など

姿勢

姿勢が悪かったり、同じ姿勢を長時間続けていると、首や肩などの筋肉が緊張してしまいます。それによって、血行が悪くなり、肩こりになることがあります。

姿勢からくる肩こりを予防するには…

  • 猫背にならないように、正しい姿勢を保つこと。
  • 途中で立ち上がって、長時間同じ姿勢にならないように休憩をはさむ。
  • 同じ姿勢を続ける場合は、定期的に肩回りの軽いストレッチを行う。

眼精疲労

眼が疲れた状態である眼精疲労になってしまうと、首や肩などの筋肉や神経に負担がかかってしまい、肩こりになることがあります。

眼精疲労からくる肩こりを予防するには…

  • パソコンやスマートフォンの画面を長時間見続けないようにする。
  • 眼鏡やコンタクトレンズの度数の合うものを使う。
  • ビタミンB群が摂取できる食べ物を食べる。
    (例:豚肉、うなぎ、納豆、レバー、ほうれん草など)

運動不足

運動不足の状態になってしまうと、筋力が低下してしまい、血行が悪化してしまいます。そのため、肩の筋肉の緊張や疲労が起こり、肩こりを引き起こす原因となることがあるのです。
運動不足からくる肩こりを予防するには…

  • 定期的にウォーキングや体操などの軽い運動を行う。
  • 手を大きく振りながらウォーキングし、肩の筋肉をほぐす。

ストレス

勉強や仕事、人間関係などで生じるストレスは、自律神経にあたる交感神経と副交感神経のバランスを崩してしまいます。それによって、身体の調整がうまくず、肩こりになってしまうことがあるのです。

ストレスからくる肩こりを予防するには…

  • 趣味や軽い運動などでストレスを発散させる。
  • ストレスを感じた原因が何なのかを考え、ストレスが解消されるよう努める。

医療機関で受けられる肩こりの治療

病院や整骨院、鍼灸院などでも肩こりの治療・施術を受けることが可能です。受けられる治療・施術内容としては、以下の通りです。

  • 痛みを緩和させるために行う、湿布や局所注射といった薬物療法
  • 血行を促し、筋肉の緊張を和らげるためのマッサージ
  • 筋肉の緊張を和らげるための温熱療法
  • 筋力を強化するための運動療法         など

ただし、病院や整骨院、鍼灸院によって、受けられる治療・施術が異なるため、注意が必要です。また、健康保険が適用されない場合があるため、一度確認してから治療を受けるようにしましょう。

自分でできる肩こりの解消法

自分でできる肩こりの解消するには、肩を温めたり、肩を動かすといった方法があります。今回は、肩こりに効果が期待できる簡単な運動を4つご紹介していきます。

①肩を上下に動かす運動

まず、左肩を耳に近づけるように持ち上げます。次に、左肩を脱力すると同時に、右肩を耳に近づけるように上げます。そして、この動作をテンポよく、左右交互に10回程度行います。

②両肩を動かす運動

まず、顔を正面に向け、両肩を耳に近づけるように上げて3秒キープします。3秒キープした後、両肩を落として脱力します。この動作を5~10回程度行います。

③ひじを大きく回す運動

まず、腕を曲げて両肩に指先をつけます。そして、可能な限り大きくひじを左右交互に回します。ひじを回す際は、伸びをしっかり感じられるか、肩甲骨が動いている感覚があるかを意識して行ってください。この動作は、左右1セットで3~5回程度行います。

④背中を伸ばす運動

まず、両ひじを背後で近づけるように寄せます。次に、右腕を左斜め前に伸ばして深呼吸します。このとき、寄せた肩甲骨が動くこと、身体の横や背中が伸ばされることを意識して行ってください。この動作は、左右交互に行い、左右1セットで3~5回程度行います。

肩こりの解消方法についてのまとめ

いかがでしたか。肩こりは、首筋や首のつけ根から、肩や背中にかけて感じる凝りや張り、痛みなどの症状があらわれます。主な原因としては、姿勢や眼精疲労、運動不足、ストレスが挙げられます。肩こりを解消するには、医療機関で治療を受けたり、自分自身で軽い運動を行うことが大切です。肩こりにお悩みの際は、この記事を参考にしてみてくださいね。